23日の米株式市場の概況、NYダウ反落 個別物色主体で方向感欠く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/24 08:11
 23日の米株式市場では、NYダウが前日比57.35ドル安の4万0358.09ドルと反落した。主要ハイテク企業の決算発表の本格化を前に、ポジション調整目的の売りに押される形となったが、全体相場の方向感は乏しかった。材料の出た個別株の売買が主体の展開となった。

 ウォルト・ディズニー<DIS>が下落しNYダウを押し下げたほか、マクドナルド<MCD>やシェブロン<CVX>、ナイキ<NKE>が冴えない展開。ゼネラル・モーターズ<GM>とUPS<UPS>が大きく水準を切り下げた。半面、ボーイング<BA>が大幅高となったほか、ロッキード・マーチン<LMT>やGEエアロスペース<GE>が上値指向を強め、ダナハー<DHR>やソルベンタム<SOLV>が頑強な動き。クラウン・ホールディングス<CCK>とスポティファイ・テクノロジー<SPOT>が急騰した。

 ナスダック総合株価指数は10.217ポイント安の1万7997.351と小反落だった。テスラ<TSLA>が売られ、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が軟調に推移。コムキャスト<CMCSA>が下値を探り、NXPセミコンダクターズ<NXPI>とメッドペース・ホールディングス<MEDP>が大幅安となった。一方、アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>がしっかり。マイクロソフト<MSFT>やメタ・プラットフォームズ<META>が底堅く推移し、ブロードコム<AVGO>が上昇した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ