富士変速、上期経常を2.1倍上方修正

　富士変速機 <6295> [名証Ｍ] が7月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の7700万円→1億6100万円(前年同期は2億2600万円)に2.1倍上方修正し、減益率が65.9％減→28.8％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の5億5000万円(前期は5億4700万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、減速機関連事業において工作機械市場が停滞し、計画を下回る見通しとなりましたが、駐車場装置関連事業において計画工期の前倒しもあり、概ね計画の範囲内で推移しました。　利益面につきましては、減速機関連事業、駐車場装置関連事業とも製品構成や付加価値提案による利益率向上、全社的なコスト低減活動の推進等もあり、営業利益、経常利益、中間期純利益とも予想を上回る見込みであります。　なお、今回の業績予想修正に伴う通期業績予想につきましては、上期・下期の売上高の構成比等を踏まえ前回発表の予想から修正はありません。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。