午前:債券サマリー 先物は続落、日銀会合への警戒感などから売り優勢
23日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前日の米債券安が重荷となったほか、30~31日に開かれる日銀金融政策決定会合への警戒感から売りが優勢だった。
22日の米長期債相場が持ち高調整の動きなどから3日続落(金利は上昇)したことが国内債に影響。また、自民党の茂木敏充幹事長が22日の講演で、日銀について「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」などと語ったと伝えられ、日銀の早期利上げ観測が高まったことも債券売りにつながった。債券先物は朝方に142円75銭まで軟化したあとは下げ渋ったものの、買い手掛かりに乏しいことから戻りは限定的だった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比14銭安の142円87銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の1.065%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
22日の米長期債相場が持ち高調整の動きなどから3日続落(金利は上昇)したことが国内債に影響。また、自民党の茂木敏充幹事長が22日の講演で、日銀について「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」などと語ったと伝えられ、日銀の早期利上げ観測が高まったことも債券売りにつながった。債券先物は朝方に142円75銭まで軟化したあとは下げ渋ったものの、買い手掛かりに乏しいことから戻りは限定的だった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比14銭安の142円87銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の1.065%で推移している。
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