18日の米株式市場の概況、NYダウ7日ぶり大幅反落 VIX上昇で買い持ち高圧縮

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/19 08:14
 18日の米株式市場では、NYダウが前日比533.06ドル安の4万0665.02ドルと7日ぶりに大幅反落した。出遅れ感のある中小型株を物色する流れが一服した。今後の相場の予想変動率を示すVIX指数が上昇するなか、買い持ち高を圧縮する目的の売りも膨らんだ。大型ハイテク株は高安まちまち。エヌビディア<NVDA>など半導体株の一角には買い戻しの動きもみられた。

 JPモルガン・チェース<JPM>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が売られ、ボーイング<BA>やホーム・デポ<HD>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が軟調に推移。ドミノ・ピザ<DPZ>とSPXテクノロジーズ<SPXC>、イーライ・リリー<LLY>が大きく水準を切り下げた。半面、シェブロン<CVX>が堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は125.702ポイント安の1万7871.223と続落した。アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が冴えない展開。ビヨンド・ミート<BYND>が急落し、レスリーズ<LESL>が安い。一方、エヌビディアのほかブロードコム<AVGO>やインテル<INTC>が上昇。メタ・プラットフォームズ<META>が高く、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>が上値指向を強め、チュイズ・ホールディングス<CHUY>とDRホートン<DHI>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ