ポンドドルは1.30ドル手前で伸び悩む 明日は英CPI=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中で、ポンドドルは戻り売りが続いており、1.29ドル台半ばで推移している。ポンドドルは重要な心理的節目の1.30ドルを目前に地団太を踏む展開となっているが、試す動きに変化はない。
その意味では明日の6月の英消費者物価指数(CPI)を受けての反応は注目される。予想ではインフレの鈍化がさらに進むと期待されており、総合指数は目標の2%を下回る可能性も見込まれている。ただし、コアインフレや特に4月、5月ともに予想外の上昇となったサービスインフレは鈍化が予想されているものの、高水準での推移が見込まれている状況。
市場は英中銀の8月利下げの可能性を視野に入れているが、直近の英中銀委員からのタカ派なコメントや、先週の5月の英月次GDPが予想を上回ったこともあり、情勢は五分五分といった状況ではある。今回のCPIが何らかの方向性を決めてくれるか注目される。
なお、今後を展望すると英CPIは総合インフレは恐らく10月まで2%近辺で推移し、その後はエネルギー料金の上昇に伴い再加速する可能性が高いとも言われている。それでも、英中銀は利下げを思い留まることはないと見ているようだ。年内は11月にもう一段の引き下げを予想している。
GBP/USD 1.2953 GBP/JPY 205.41 EUR/GBP 0.8403
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
その意味では明日の6月の英消費者物価指数(CPI)を受けての反応は注目される。予想ではインフレの鈍化がさらに進むと期待されており、総合指数は目標の2%を下回る可能性も見込まれている。ただし、コアインフレや特に4月、5月ともに予想外の上昇となったサービスインフレは鈍化が予想されているものの、高水準での推移が見込まれている状況。
市場は英中銀の8月利下げの可能性を視野に入れているが、直近の英中銀委員からのタカ派なコメントや、先週の5月の英月次GDPが予想を上回ったこともあり、情勢は五分五分といった状況ではある。今回のCPIが何らかの方向性を決めてくれるか注目される。
なお、今後を展望すると英CPIは総合インフレは恐らく10月まで2%近辺で推移し、その後はエネルギー料金の上昇に伴い再加速する可能性が高いとも言われている。それでも、英中銀は利下げを思い留まることはないと見ているようだ。年内は11月にもう一段の引き下げを予想している。
GBP/USD 1.2953 GBP/JPY 205.41 EUR/GBP 0.8403
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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