10日の米株式市場の概況、NYダウ429ドル高 半導体株堅調でテスラは11連騰

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/11 08:12
 10日の米株式市場では、NYダウが前日比429.39ドル高の3万9721.36ドルと3日ぶりに大幅反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院で議会証言を行った。前の日の上院での発言内容に概ね沿ったものとなり、市場における9月の利下げ観測が後退することはなく、全体相場を支援した。半導体株に買いが入り、テスラ<TSLA>は11連騰。ナスダック総合株価指数は連日で最高値を更新した。

 ホーム・デポ<HD>やトラベラーズ<TRV>、マクドナルド<MCD>が買われ、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やハネウェル・インターナショナル<HON>が堅調に推移。カーバナ<CVNA>が高く、マリンマックス<HZO>が急伸した。半面、ビザ<V>やマスターカード<MA>が下落し、ハブスポット<HUBS>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は218.157ポイント高の1万8647.448と7日続伸した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>がしっかり。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が上伸し、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー<GT>が水準を切り上げ、スマート・グローバル・ホールディングス<SGH>が大幅高となった。一方、ネットフリックス<NFLX>が冴えない展開となり、くら寿司USA<KRUS>とリーガルズーム・ドット・コム<LZ>が急落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ