アジア株 まちまち、上海株は反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/10 18:29
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   17471.67(-51.56 -0.29%)
中国上海総合指数  2939.36(-20.01 -0.68%)
台湾加権指数     24007.08(+107.00 +0.45%)
韓国総合株価指数  2867.99(+0.61 +0.02%)
豪ASX200指数    7816.81(-12.90 -0.16%)
インドSENSEX30種  79656.38(-695.26 -0.87%)

 10日のアジア株は。まちまち。6月の米消費者物価指数の発表を翌日に控えて、アジア株は市場間でまちまちの動きとなった。上海株は反落。6月の中国消費者物価指数が市場予想を下回ったことなどから、中国景気の先行きへの警戒感が広がり、売りにつながった。香港株は一時1.3%超の上昇となったが、中国消費者物価指数の下振れなどが重石となった。台湾株は6日続伸。ナスダックの上昇などを受けてハイテク株中心に買われて、最高値を更新した。
    
 上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、炭鉱会社のエン州能源集団(ヤンジョウ・エナジー・グループ)、電力会社の中国長江電力が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、電子商取引のJDドットコムが買われる一方で、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、電力会社のチャイナ・リソーシズ・パワーが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。通信会社のテルストラ・コーポレーション、補聴器メーカーのコクレアが買われる一方で、銀行大手のウエストパック銀行、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

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