株高など好感し円売り進む＝東京為替概況

株高など好感し円売り進む＝東京為替概況
　　
　ドル円は朝の160円80銭前後での推移から、昼前に161円13銭まで上昇。午後は少し調整も161円00銭前後での推移が中心とドル高円安圏推移。
　　
　株高を受けた円売りが全体を支えた。日経平均は前場にザラバの高値を更新、午後に入っても上昇が止まらず前日終値比900円を超える上昇となった。株高を受けたリスク選好の動きが円売りにつながっており、ユーロ円が174円45銭を付けるなどの動き。
　　
　昨日の米株高などが日経平均の上昇につながり、リスク選好につながった。米株先物時間外もプラス圏推移となっており、株高の動きにつながっている。香港ハンセン指数や中国本土株指数なども、日経平均ほどではないがプラス圏推移でリスク選好につながっている。
　　　
　ユーロドルは1.08台前半推移。基本的しっかりも1.0850超えでの買いに慎重で動きが落ち着いている。23時のパウエル米FRB議長による上院議会証言待ちという展開。
　　
　クロス円は基本的にしっかり。ユーロ円は昼過ぎに174円45銭を付けた。昨日海外市場で一時174円60銭前後を付けたが、174円50銭超えからユーロ買いが慎重になっており、上値が抑えられた。
　　
MINKABUPRESS　山岡和雅