8日の米株式市場の概況、NYダウ反落 半導体株買われナスダック連日の最高値

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/09 08:16
 8日の米株式市場では、NYダウが前週末比31.08ドル安の3万9344.79ドルと反落した。今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による議会証言や、米6月消費者物価指数の公表など控えている。重要イベントを前に持ち高調整目的の売りが重荷となった。半導体株は総じて堅調で、ナスダック総合株価指数は連日で最高値を更新した。

 ビザ<V>やナイキ<NKE>、コカコーラ<KO>が売られ、マクドナルド<MCD>やセールスフォース<CRM>が軟調に推移。サービスナウ<NOW>が急落した。半面、ホームデポ<HD>とトラベラーズ<TRV>、ダウ<DOW>が買われ、インテル<INTC>とコーニング<GLW>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は50.979ポイント高の1万8403.738と5日続伸した。アップル<AAPL>とテスラ<TSLA>がしっかり。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>とエヌビディア<NVDA>が高く、モーフィック・ホールディング<MORF>とルーシッド・グループ<LCID>が急騰した。一方、メタ・プラットフォームズ<META>とマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>は冴えない展開となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ