米外為市場サマリー:一時160円40銭台まで軟化したあとは持ち直す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/09 07:55
米外為市場サマリー:一時160円40銭台まで軟化したあとは持ち直す  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=160円83銭前後と前週末に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円08銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。

 日本時間夕方には161円12銭まで上昇する場面があったものの、海外市場ではドル買い・円売りの動きが一服。9~10日に上下両院で行われるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や11日に発表される6月の米消費者物価指数を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすかった。5日に発表された6月の米雇用統計で労働需給の緩和が示され、米利下げ観測が高まっていることからニューヨーク市場では一時160円48銭まで軟化したが、その後は押し目買いで持ち直した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0824ドル前後と前週末に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS
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