午後:債券サマリー 先物は続伸、持ち高調整主体の展開 長期金利1.070%

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/05 15:17
 5日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸した。前日の米国市場は独立記念日の祝日で休場。材料難のなかで持ち高調整目的の買いが入った。日本時間の今晩には米雇用統計が発表される。フランスでは7日に下院選の決選投票が行われる予定とあって、膠着感が一段と強まった。

 内閣府はこの日、5月の景気動向指数の速報を発表。景気の現状を示す一致指数は前月比1.3ポイント上昇の116.5となり、3カ月連続で上昇した。基調判断は「下げ止まり」とし、これまでの「下方への局面変化」から引き上げた。円債相場の反応は限定的なものとなった。

 先物9月限は前営業日比15銭高の142円91銭で取引を終えた。新発10年債利回りは同0.010ポイント低い1.070%をつけた。


出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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