米外為市場サマリー:日米金利差が意識され161円30銭近辺に戻す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/05 07:52
米外為市場サマリー:日米金利差が意識され161円30銭近辺に戻す  4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=161円28銭前後と前日に比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円37銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高だった。

 3日に発表された米経済指標が低調だったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が広がるなか、欧州市場ではドル円相場が160円95銭まで軟化する場面があった。ただ、日米金利差を意識したドル買い・円売りは根強く、その後は161円30銭近辺まで下げ渋った。とはいえ、この日は米国が独立記念日の祝日だったことから持ち高を積極的に一方向に傾ける動きは限られ戻りは限定的。5日に発表される6月の米雇用統計を見極めたいとする向きも多かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0812ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS
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