アジア株 総じて上昇、上海株は続落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/04 18:29
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   18028.28(+49.71 +0.28%)
中国上海総合指数  2957.57(-24.81 -0.83%)
台湾加権指数     23522.53(+350.10 +1.51%)
韓国総合株価指数  2824.94(+30.93 +1.11%)
豪ASX200指数    7831.84(+91.96 +1.19%)
インドSENSEX30種  80146.38(+159.58 +0.20%)

 4日のアジア株は総じて上昇。前日の米国株式市場でナスダックが最高値を更新したことや米国での利下げ期待の高まりなどがアジア株の上昇につながった。上海株は続落。中国景気の先行き不透明感などが重石となった。豪州株は続伸。1%超の上昇となった。素材株や金融株を中心に買いが広がった。香港株は小幅続伸。中国景気の不透明感が上値を抑えた。台湾株は続伸。ナスダックの上昇などを受けてハイテク関連株を中心に買いが広がり、最高値を更新した。
   
 上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、不動産会社の保利置業集団、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、食品メーカーのティンイーが買われる一方で、銀行大手の中国建設銀行、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、不動産会社のグッドマン・グループ、医薬品メーカーのCSL、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われた。

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