ドル円は１６０円台に一時下落 米経済指標に弱い内容が相次ぐ＝ＮＹ為替

　きょうのＮＹ為替市場はドル売りが強まっており、ドル円は１６０円台に一時下落している。朝方発表になった米経済指標に弱い内容が相次いだことで、市場では利下げ期待が高まっている。

　特にＩＳＭ非製造業景気指数は予想外の弱さを見せ、判断基準の５０を下回った。サービス業は底堅さを維持していると見られていただけに、ネガティブ・サプライズとなった模様。短期金融市場ではＦＲＢの９月利下げの確率を８０％程度まで高めている。

　また、朝方発表のＡＤＰ雇用統計も非農業部門雇用者数（ＮＦＰ）が１５万人増と予想を下回り、雇用の冷え込みを示した。

USD/JPY　161.32　EUR/USD　1.0803　GBP/USD　1.2768

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美