*14:57JST IXナレッジ Research Memo(7):自己資本比率約65%、安全性が高く堅実な財務体質
■アイエックス・ナレッジ<9753>の業績動向
2. 財務状態と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比928百万円増の13,652百万円となった。このうち流動資産は同558百万円増加したが、主に現金及び預金が617百万円増加したことによる。固定資産は同370百万円増加したが、主に投資その他の資産が446百万円増加したことによる。現預金の残高は同617百万円増の5,798百万円となった。
負債合計は前期末比341百万円減の4,839百万円となった。このうち流動負債は同199百万円減少したが、主に未払法人税等が減少したことによる。固定負債は同190百万円減少したが、主に退職給付に係る負債が減少したことによる。有利子負債の残高は200百万円と極めて少ない水準であり、実質無借金経営に近い。
純資産合計は前期末比1,317百万円増の8,813百万円となった。主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が985百万円増加したことによる。
流動比率は303.3%と短期の安全性の目安となる200%を大きく上回る。また、自己資本比率は64.6%であり、中長期の安全性も高い。ROEは15.6%(前期は14.9%)と資本効率・収益性も高まっている。2023年2月のM&A後も健全な財務体質を維持しており、将来的にはさらなるM&Aに向けた財務的な余力も十分ある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SO>
2. 財務状態と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比928百万円増の13,652百万円となった。このうち流動資産は同558百万円増加したが、主に現金及び預金が617百万円増加したことによる。固定資産は同370百万円増加したが、主に投資その他の資産が446百万円増加したことによる。現預金の残高は同617百万円増の5,798百万円となった。
負債合計は前期末比341百万円減の4,839百万円となった。このうち流動負債は同199百万円減少したが、主に未払法人税等が減少したことによる。固定負債は同190百万円減少したが、主に退職給付に係る負債が減少したことによる。有利子負債の残高は200百万円と極めて少ない水準であり、実質無借金経営に近い。
純資産合計は前期末比1,317百万円増の8,813百万円となった。主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が985百万円増加したことによる。
流動比率は303.3%と短期の安全性の目安となる200%を大きく上回る。また、自己資本比率は64.6%であり、中長期の安全性も高い。ROEは15.6%(前期は14.9%)と資本効率・収益性も高まっている。2023年2月のM&A後も健全な財務体質を維持しており、将来的にはさらなるM&Aに向けた財務的な余力も十分ある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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