ユーロ圏のインフレ、6月も鈍化傾向との見方=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/25 00:49
 きょうのユーロドルは買い戻しが優勢となっており、1.07ドル台に戻している。ドル買いは依然として優勢ではあるものの、1.06ドル台に入るとショートカバーが強まるようだ。

 ECBは今月の理事会で利下げを開始したが、ユーロ圏のインフレが鈍化傾向を示していることでECBは自信を持っているようだ。インフレはECBの目標である2%に近づきつつある。

 一部の予測によると、6月分のインフレは総合指数で前年比2.5%上昇と、5月の2.6%から鈍化が見込まれるという。コア指数は2.9%で安定が見込まれるという。この傾向は数ヵ月後も続き、来年は賃金の伸びが鈍化し、インフレは2%を下回ると予測している。ディスインフレは減速こそしているが、脱線はしていないという。

EUR/USD 1.0726 EUR/JPY 171.33 EUR/GBP 0.8455

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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