株式会社Lib Work(本社:熊本県山鹿市、代表取締役社長:瀬口 力、証券コード:1431、以下「当社」)は、このたび株式会社ANDPADが主催する「ANDPAD大賞」DXカンパニー部門におきまして、大賞およびユーザー投票におけるONEを受賞しましたのでお知らせいたします。
1.ANDPAD導入における成果
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドが開催している「ANDPAD AWARD 2023」。ANDPADの活用を通してDXの推進を行う先進的な企業や、ANDPAD利用度の高い企業に向けて表彰しています。今回当社が受賞したのは、「DXカンパニー部門」大賞およびユーザー投票におけるONE賞。ANDPAD利用起業18.7万社の中から選出されました。
ANDPAD導入に伴い、以下のような成果をあげることに成功いたしました。
1.時間・コストの削減
施工管理業務において、ANDPADを通して業務を一元化・再現可能にすることで、1か月で706万円のコスト削減に成功。また施工管理業務に携わる建築部において、前年比82.9%の残業時間削減を達成しました。
2.協力会社の業務を改善
全業者の工程を「見える化」することで経験によらない業務水準を担保。協力会社側に強いてしまっていた無理・無駄な工程をなくし、業務改善を行いました。
3.お客様の満足度向上につながる
ANDPAD導入を通してお客様対応に対応できる時間が増加し、Googleビジネスプロフィールの高評価口コミ数が約2倍に。クレーム数も大幅に減少し、従業員の業務改善がお客様の満足度向上にもつながりました。
2.ANDPAD導入に至った背景
当社の主幹である注文住宅事業は、受注を獲得する営業から、間取り・外観を決める設計、品質管理を行う工事管理や原価計算を担うコスト管理など、多くの工程が存在しています。このような住宅を建てるまでの工程は、企業規模の拡大とともに「コーディネーター課」「工程コスト管理課」「工事管理課」というように、課を分けて分業化されていきました。
施工管理業務を分業化する中で生まれた課題は、「情報の管理形態がバラバラであったこと」。全員で同じ情報を共有するためには複数システムへの多重入力が必要となり、ひいては手入力によるミスの発生を引き起こすことになりました。さらに受発注については紙ベースの資料で業務が行われることで、手間と時間がかかっていました。
このような経緯を経て、当社は2022年2月にANDPAD導入を決意。ANDPAD導入に向けての準備を進めていきました。
3.ANDPAD導入に向けた当社の取り組み
「システムで今の業務を再現するのではなく、業務をシステムに合わせる」という方針のもと、以下3つの取り組みを行いました。
1.「ANDPAD推進委員会」の立ち上げ
2022年2月、全組織協調型のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)プロジェクトとして取り組みを開始。営業部・設計課・コーディネーター課・工事管理課など多くの課におけるメンバーが集まり、ANDPAD推進委員会を立ち上げました。各部署における約50種類の帳簿をいかに整理するか話し合いを重ねました。
2.協力会社の巻き込み
自社だけでなく協力会社にもANDPADを使っていただく必要があったため、PUSH型・PULL型の二方向からアプローチし、協力会社への巻き込みを進めていきました。
PUSH型アプローチではANDPAD利用度が低い方へ電話を掛け、運用の浸透を進めていきました。コールセンターのように問答集をメンバー同士で共有することで、ノウハウを蓄積しながら業務を行いました。
PULL型アプローチでは「ANDPADパトロール」と称して協力会社からチャットに届く質問に対して回答することで、協力会社の不安を取り除く試みを行いました。
3.分業化していた施工管理業務の再整理
課を分けて分業化することで同じ作業が何度も繰り返されるという事態も発生していました。しかし、全社共通の方針であった「システムで今の業務を再現するのではなく、業務をシステムに合わせる」ことを実行することで業務の再整理が成され、社員1人1人の行動も変化していきました。
4.今後の取り組み
ANDPADをもとに着工から住宅完成までを一元管理することで、業務フローのDX化を成し遂げた当社。社内では課を横断した「DX推進室」を立ち上げ、社内にある「無理・無駄」を削減できないか、全社で考える機会を持つようにしています。
今後はこういった業務フローをDX化するだけでなく、住宅の製造そのものに関してもイノベーションとDX化を進めるべく、3Dプリンターハウス事業にも力を入れています。3Dプリンターを駆使して住宅づくりを行うことで、大幅なコスト削減だけでなく職人不足といった「住宅業界が抱える問題」にも具体的なソリューションを提供できるよう、日々挑戦してまいります。
■Lib Workについて
当社は、「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる」というスローガンのもと、「サステナブル&テクノロジーで住まいにイノベーションを起こす」というミッションの実現に向けて、戸建て事業に留まらず多角的に事業展開しています。
デジタルマーケティング分野では、土地探しの「e土地net」をはじめとした一定のカテゴリーに特化したサイトや、YouTubeチャンネル「Lib Work ch」の運営などを通し、ニーズに合わせた集客戦略を展開。また全国の工務店向けサブスクリプション型事業として、新築住宅プランの提案システム「マイホームロボ」の開発をはじめ、「ALC/アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」と共同開発した戸建て商品「niko and ... EDIT HOUSE」のIPライセンス販売などのプラットフォーム事業も行っています。
さらにサステナブルな取り組みとして、3Dプリンターハウスも研究開発中。持続可能な未来に向けた取り組みを日々行っています。
会社名:株式会社Lib Work ( https://www.libwork.co.jp )
代表者:代表取締役社長 瀬口 力
本店所在地:熊本県山鹿市鍋田178-1
設 立:1997年8月1日
資本金:13億2150万円
事業内容:戸建住宅事業・プラットフォーム事業・3Dプリンターハウス事業
1.ANDPAD導入における成果
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドが開催している「ANDPAD AWARD 2023」。ANDPADの活用を通してDXの推進を行う先進的な企業や、ANDPAD利用度の高い企業に向けて表彰しています。今回当社が受賞したのは、「DXカンパニー部門」大賞およびユーザー投票におけるONE賞。ANDPAD利用起業18.7万社の中から選出されました。
ANDPAD導入に伴い、以下のような成果をあげることに成功いたしました。
1.時間・コストの削減
施工管理業務において、ANDPADを通して業務を一元化・再現可能にすることで、1か月で706万円のコスト削減に成功。また施工管理業務に携わる建築部において、前年比82.9%の残業時間削減を達成しました。
2.協力会社の業務を改善
全業者の工程を「見える化」することで経験によらない業務水準を担保。協力会社側に強いてしまっていた無理・無駄な工程をなくし、業務改善を行いました。
3.お客様の満足度向上につながる
ANDPAD導入を通してお客様対応に対応できる時間が増加し、Googleビジネスプロフィールの高評価口コミ数が約2倍に。クレーム数も大幅に減少し、従業員の業務改善がお客様の満足度向上にもつながりました。
2.ANDPAD導入に至った背景
当社の主幹である注文住宅事業は、受注を獲得する営業から、間取り・外観を決める設計、品質管理を行う工事管理や原価計算を担うコスト管理など、多くの工程が存在しています。このような住宅を建てるまでの工程は、企業規模の拡大とともに「コーディネーター課」「工程コスト管理課」「工事管理課」というように、課を分けて分業化されていきました。
施工管理業務を分業化する中で生まれた課題は、「情報の管理形態がバラバラであったこと」。全員で同じ情報を共有するためには複数システムへの多重入力が必要となり、ひいては手入力によるミスの発生を引き起こすことになりました。さらに受発注については紙ベースの資料で業務が行われることで、手間と時間がかかっていました。
このような経緯を経て、当社は2022年2月にANDPAD導入を決意。ANDPAD導入に向けての準備を進めていきました。
3.ANDPAD導入に向けた当社の取り組み
「システムで今の業務を再現するのではなく、業務をシステムに合わせる」という方針のもと、以下3つの取り組みを行いました。
1.「ANDPAD推進委員会」の立ち上げ
2022年2月、全組織協調型のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)プロジェクトとして取り組みを開始。営業部・設計課・コーディネーター課・工事管理課など多くの課におけるメンバーが集まり、ANDPAD推進委員会を立ち上げました。各部署における約50種類の帳簿をいかに整理するか話し合いを重ねました。
2.協力会社の巻き込み
自社だけでなく協力会社にもANDPADを使っていただく必要があったため、PUSH型・PULL型の二方向からアプローチし、協力会社への巻き込みを進めていきました。
PUSH型アプローチではANDPAD利用度が低い方へ電話を掛け、運用の浸透を進めていきました。コールセンターのように問答集をメンバー同士で共有することで、ノウハウを蓄積しながら業務を行いました。
PULL型アプローチでは「ANDPADパトロール」と称して協力会社からチャットに届く質問に対して回答することで、協力会社の不安を取り除く試みを行いました。
3.分業化していた施工管理業務の再整理
課を分けて分業化することで同じ作業が何度も繰り返されるという事態も発生していました。しかし、全社共通の方針であった「システムで今の業務を再現するのではなく、業務をシステムに合わせる」ことを実行することで業務の再整理が成され、社員1人1人の行動も変化していきました。
4.今後の取り組み
ANDPADをもとに着工から住宅完成までを一元管理することで、業務フローのDX化を成し遂げた当社。社内では課を横断した「DX推進室」を立ち上げ、社内にある「無理・無駄」を削減できないか、全社で考える機会を持つようにしています。
今後はこういった業務フローをDX化するだけでなく、住宅の製造そのものに関してもイノベーションとDX化を進めるべく、3Dプリンターハウス事業にも力を入れています。3Dプリンターを駆使して住宅づくりを行うことで、大幅なコスト削減だけでなく職人不足といった「住宅業界が抱える問題」にも具体的なソリューションを提供できるよう、日々挑戦してまいります。
■Lib Workについて
当社は、「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる」というスローガンのもと、「サステナブル&テクノロジーで住まいにイノベーションを起こす」というミッションの実現に向けて、戸建て事業に留まらず多角的に事業展開しています。
デジタルマーケティング分野では、土地探しの「e土地net」をはじめとした一定のカテゴリーに特化したサイトや、YouTubeチャンネル「Lib Work ch」の運営などを通し、ニーズに合わせた集客戦略を展開。また全国の工務店向けサブスクリプション型事業として、新築住宅プランの提案システム「マイホームロボ」の開発をはじめ、「ALC/アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」と共同開発した戸建て商品「niko and ... EDIT HOUSE」のIPライセンス販売などのプラットフォーム事業も行っています。
さらにサステナブルな取り組みとして、3Dプリンターハウスも研究開発中。持続可能な未来に向けた取り組みを日々行っています。
会社名:株式会社Lib Work ( https://www.libwork.co.jp )
代表者:代表取締役社長 瀬口 力
本店所在地:熊本県山鹿市鍋田178-1
設 立:1997年8月1日
資本金:13億2150万円
事業内容:戸建住宅事業・プラットフォーム事業・3Dプリンターハウス事業
関連銘柄
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