くら寿司、今期経常を一転2.1倍増益に上方修正

　くら寿司 <2695> [東証Ｐ] が6月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の連結経常損益は59.9億円の黒字(前年同期は11.4億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の28億円→60億円(前期は28.8億円)に2.1倍上方修正し、一転して2.1倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益は前年同期比99.9％減の400万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結経常損益は41.4億円の黒字(前年同期は3.9億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.0％→6.5％に急改善した。

株探ニュース