続伸、サウジやロシアが今週の原油安をけん制=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=75.55(+1.48 +2.00%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。石油輸出国機構(OPEC)プラスの舵取り役であるサウジアラビアやロシアが今週の原油安をけん制したことから買い戻しが優勢となった。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は、市場が十分に強くないと判断した場合、主要産油国は増産を一時停止あるいは撤回できると述べた。ロシアのノバク副首相は、OPECプラスは合意を調整する可能性があり、閣僚会合後の原油安は誤解や投機的要因によるとの認識を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ9月に利下げを開始し、高水準の金利負担が和らぐと期待されていることも引き続き支援要因。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、ハト派寄りの態度を期待する雰囲気が強まっている。
時間外取引で7月限は堅調に推移したものの、通常取引開始にかけて押し戻されると一時上げ幅を消した。ただ、その後は買い戻しが強まり、75.79ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
1バレル=75.55(+1.48 +2.00%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。石油輸出国機構(OPEC)プラスの舵取り役であるサウジアラビアやロシアが今週の原油安をけん制したことから買い戻しが優勢となった。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は、市場が十分に強くないと判断した場合、主要産油国は増産を一時停止あるいは撤回できると述べた。ロシアのノバク副首相は、OPECプラスは合意を調整する可能性があり、閣僚会合後の原油安は誤解や投機的要因によるとの認識を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ9月に利下げを開始し、高水準の金利負担が和らぐと期待されていることも引き続き支援要因。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、ハト派寄りの態度を期待する雰囲気が強まっている。
時間外取引で7月限は堅調に推移したものの、通常取引開始にかけて押し戻されると一時上げ幅を消した。ただ、その後は買い戻しが強まり、75.79ドルまで上げた。
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このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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