*13:09JST サインポスト Research Memo(9):財務の健全性に大きな懸念点はない
■サインポスト<3996>の業績動向
3. 財務の状況
財務面で見ると、2024年2月期末の資産合計は前期末比で205百万円増加して2,601百万円となった。主に現金及び預金が64百万円増加、売掛金が34百万円増加、契約資産が45百万円増加したほか、繰延税金資産を56百万円計上した。負債合計は同76百万円増加して1,055百万円となった。有利子負債残高(長短借入金及び社債の合計)が484百万円となり、同45百万円増加した。純資産合計は利益剰余金の増加などにより、同129百万円増加して1,545百万円となった。この結果、自己資本比率は同0.3ポイント上昇して59.4%となった。なお2024年2月29日付で、資本金の額及び利益準備金の額を減少して繰越利益剰余金への振替を行った。勘定科目間の振替処理であり、純資産の増減に対する影響はない。
また2023年12月には、(株)りそな銀行を総額引受人とする第5回無担保社債「SDGs推進私募債」(総額2億円)を発行した。りそな銀行へ支払う手数料の一部をSDGs関連団体に寄付することでSDGsの達成を支援するもので、今回が3回目の起債となる。長期固定資金の調達によって経営のレジリエンスを高めるとともに、持続可能な社会の実現に貢献する。営業キャッシュ・フローは小幅ながら4期ぶりにプラスに転じており、弊社では、財務の健全性について特に大きな懸念点はないと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<SO>
3. 財務の状況
財務面で見ると、2024年2月期末の資産合計は前期末比で205百万円増加して2,601百万円となった。主に現金及び預金が64百万円増加、売掛金が34百万円増加、契約資産が45百万円増加したほか、繰延税金資産を56百万円計上した。負債合計は同76百万円増加して1,055百万円となった。有利子負債残高(長短借入金及び社債の合計)が484百万円となり、同45百万円増加した。純資産合計は利益剰余金の増加などにより、同129百万円増加して1,545百万円となった。この結果、自己資本比率は同0.3ポイント上昇して59.4%となった。なお2024年2月29日付で、資本金の額及び利益準備金の額を減少して繰越利益剰余金への振替を行った。勘定科目間の振替処理であり、純資産の増減に対する影響はない。
また2023年12月には、(株)りそな銀行を総額引受人とする第5回無担保社債「SDGs推進私募債」(総額2億円)を発行した。りそな銀行へ支払う手数料の一部をSDGs関連団体に寄付することでSDGsの達成を支援するもので、今回が3回目の起債となる。長期固定資金の調達によって経営のレジリエンスを高めるとともに、持続可能な社会の実現に貢献する。営業キャッシュ・フローは小幅ながら4期ぶりにプラスに転じており、弊社では、財務の健全性について特に大きな懸念点はないと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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関連銘柄
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