三菱重が続落、新たな中計発表もサプライズ感なく利食い誘発
三菱重工業<7011.T>が続落、1300円台で収れんする5日・25日移動平均線を下抜ける格好となった。同社は28日、27年3月期を最終年度とする新たな3カ年の中期経営計画を発表した。27年3月期に本業のもうけを示す事業利益で4500億円以上を目標に掲げ、これは前期実績比で6割以上の伸びとなる。高効率の発電プラント(GTCC)のほか、原子力、防衛の3事業に力を注ぎ成長を目指す方針。ただ、中期計画の最終年度まで今期を含め3期あり、利益成長率としてはサプライズ感が乏しいという見方もある。同社は防衛省との取引額で群を抜いており、防衛関連の中核銘柄として株式市場の期待も強いだけにハードルも高く、目先持ち高調整の売りが優勢となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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