ウクライナ、米供与の長距離ミサイルでクリミアの露軍施設攻撃

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/25 02:49
 ウクライナ軍は前日夜に米国が供与した長射程の「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」でクリミアにあるロシア軍の複合施設を攻撃した。ウクライナ国防当局者によると、ミサイルはクリミア半島南岸に位置するアルシタ市のロシア防空軍の通信施設を直撃した。クリミアのソーシャルメディアチャンネルは、市内で複数回の爆発があったと伝えている。

 ロシアがクリミア首長に任命したアクショノフ氏はテレグラムへの投稿で、ウクライナによるミサイル攻撃で2人の傍観者が死亡し、無人の商業施設が損傷したと述べた。アルシタ市の通信施設の被害状況についてはコメントしなかった。

 ロシアのラブロフ外相はきょう、米国製兵器が紛争地域外の多種多様な標的を攻撃するために使用されていると指摘。ただ、クリミアをはじめ攻撃を受けた具体的な場所には言及しなかった。

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