ホープ、前期最終を63%上方修正

配信元:株探
投稿:2024/05/13 16:00
 ホープ <6195> [東証G] が5月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の1.6億円→2.6億円(前の期は50.2億円)に63.1%上方修正し、減益率が96.8%減→94.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の0.5億円の黒字→1.5億円の黒字(前年同期はトントン)に2.8倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高、営業利益及び経常利益は概ね前回発表予想どおりとなる見込みですが、親会社株主に帰属する当期純利益は、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、前回発表予想を上回る見込みです。 具体的には、2023年3月期において、繰延税金資産の回収可能性の判定上、企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」における分類4の区分を適用し会計処理を行っていたことから、前回発表予想における2024年3月期の通期連結業績予想についても、同様に分類4に該当するものとして予想しておりました。この結果、税務上の欠損金について、翌期(2025年3月期)の一時差異等加減算前課税所得の見積額に基づいて、繰延税金資産の回収可能性を見積もっておりました。 今回、2024年3月期の決算処理及び監査法人との協議を踏まえ、当該分類について分類4の例外(同指針第29項)の適用による分類3の適用として、将来3年における一時差異等加減算前課税所得の見積額に基づき、繰延税金資産の回収可能性を見積もることとなったことから、主に税務上の欠損金にかかる一時差異について、回収可能と判断される繰延税金資産が大きく増加し、法人税等調整額を△81百万円計上する見込みです。(注)上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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