ＥＴＳ・ＨＤ、上期経常を一転80％増益に上方修正

　ＥＴＳホールディングス <1789> [東証Ｓ] が5月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結経常利益を従来予想の1.6億円→4.8億円(前年同期は2.6億円)に2.9倍上方修正し、一転して80.2％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の3.2億円(前期は3.1億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．連結業績 個別業績および子会社の工事が想定に対して順調に進捗したこと、および工事採算が改善したことなどにより、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益において予想を上回る見通しとなりましたので、上方修正いたします。２．個別業績 電力工事部門において、当第2四半期における進行基準工事の手持ち工事について、工事採算の改善などがあったことにより、営業利益、経常利益、四半期純利益が予想を上回る見通しとなったため、上方修正いたします。 なお、通期の業績予想につきましては、本決算に向けて更なる上積みをすべく励行いたしますが、予想値につきましては工事の進捗が天候や資材高騰の影響を受けることがあり、現時点で合理的に見積もることが困難であることから、前回公表を据え置きます。今後の動向を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。