アジアパイル、今期経常は1％増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ

　アジアパイルホールディングス <5288> [東証Ｐ] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比6.9％増の62.4億円になり、従来予想の55億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。25年3月期は前期比0.8％増の63億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。

　同時に、前期の年間配当を30円→40円(前の期は30円)に増額し、今期も前期比5円増の45円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の17.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.2％→7.6％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　直近の業績予想（2024年1月26日公表）の当期純利益を上回ることや、現在の財政状況等を総合的に勘案し、直近の配当予想（2023年10月27日公表）の1株当たり15円に10円を加えた25円（年間配当は40円）に修正することといたしました。