午前:債券サマリー 先物は急反発、過度な需給悪化懸念が後退
30日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は急反発。日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で、国債買い入れ方針の現状維持を決めたことで過度な需給悪化懸念が後退した。
日銀会合では政策金利の据え置きが決まり、一部で懸念されていた長期国債の買い入れについては「3月会合で決定された方針に沿って実施する」ことが明記された。また、植田和男総裁が会合後の記者会見で「経済・物価見通しが実現し、基調的な物価上昇率が上がっていくとすれば、金融緩和度合いを調節していくが、当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」と述べたことも買い安心感につながったようだ。29日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことも国内債の追い風となり、債券先物は一時144円59銭まで上伸した。
午前11時の先物6月限の終値は、前週末26日に比べて64銭高の144円57銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、26日に比べて0.060%低下の0.865%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
日銀会合では政策金利の据え置きが決まり、一部で懸念されていた長期国債の買い入れについては「3月会合で決定された方針に沿って実施する」ことが明記された。また、植田和男総裁が会合後の記者会見で「経済・物価見通しが実現し、基調的な物価上昇率が上がっていくとすれば、金融緩和度合いを調節していくが、当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」と述べたことも買い安心感につながったようだ。29日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことも国内債の追い風となり、債券先物は一時144円59銭まで上伸した。
午前11時の先物6月限の終値は、前週末26日に比べて64銭高の144円57銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、26日に比べて0.060%低下の0.865%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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