守谷商会、前期経常を56％上方修正・32期ぶり最高益更新へ

　守谷商会 <1798> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の14.6億円→22.7億円(前の期は12.9億円)に55.7％上方修正し、増益率が12.4％増→75.0％増に拡大し、32期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.9億円→11億円(前年同期は7.2億円)に3.8倍増額し、一転して52.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績予想）　　１．売上高につきましては、経済活動の活性化に加え当社の事業圏内において大きな災害等もなく、受注及び工事の　　進捗が順調だったこと等を主因に前回予想を上回る見込みです。２．損益面につきましては、建設資材価格の高止まりや人件費の上昇等が収益の下押し要因となる状況下にはある　　ものの、売上高が堅調に推移したこと並びに原価・工程管理及び経費削減等の徹底を図ったことにより営業利益、　　経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が共に前回予想を上回る見込みです。（個別業績予想）１．連結業績予想の修正に伴い個別業績予想についても修正いたします。