<動意株・25日>(前引け)=航空電子、大真空、トランスG
日本航空電子工業<6807.T>=大幅高で底値圏離脱へ。24日の取引終了後、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比1.9%増の2300億円、経常利益は同8.4%増の160億円を見込む。また前期の期末配当をこれまでの予想から5円増額修正したうえで、今期の年間配当予想は同5円増配の60円とした。更に、同社は2200万株(発行済み株式総数の23.83%)を5月17日に消却することも発表しており、これらを好感した買いが集まっている。携帯機器市場では一部製品で顧客の生産終了の影響を見込む。一方、自動車向けは先進運転支援システムや自動運転の進化に伴う需要拡大が見込まれると想定。産業機器市場ではAIの普及拡大を背景に、下期には半導体製造装置に関連する需要の回復が期待されるという。
大真空<6962.T>=上げ足強め4日続伸。水晶デバイス専業大手メーカーで海外売上高比率が85%を占め、世界シェアも高い。業績はスマートフォンの販売低調を背景に苦戦しているものの、足もとで回復色が強まっている。24日取引終了後、24年3月期通期業績予想の修正を発表、経常利益段階で従来予想の17億円から31億円(前の期比39%減)に大幅増額した。円安効果で為替差益を営業外収益に計上したことが反映された。なお、売上高も従来予想に上乗せされ前の期比増収に転じる見込みにあり、収益改善を評価する形で投資資金が攻勢をかけている。
トランスジェニック<2342.T>=マドを開け急伸。24日取引終了後に24年3月期連結業績予想を発表。売上高を130億円から130億5000万円(前の期比14.2%増)へ引き上げたほか、最終損益を9000万円の赤字から一転500万円の黒字(前の期4億900万円の赤字)に転換する見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。円安傾向の継続や商品調達コストの上昇を踏まえた価格改定が進んだことが寄与。即戦力人員の補強や納期管理を徹底したことも奏功した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
大真空<6962.T>=上げ足強め4日続伸。水晶デバイス専業大手メーカーで海外売上高比率が85%を占め、世界シェアも高い。業績はスマートフォンの販売低調を背景に苦戦しているものの、足もとで回復色が強まっている。24日取引終了後、24年3月期通期業績予想の修正を発表、経常利益段階で従来予想の17億円から31億円(前の期比39%減)に大幅増額した。円安効果で為替差益を営業外収益に計上したことが反映された。なお、売上高も従来予想に上乗せされ前の期比増収に転じる見込みにあり、収益改善を評価する形で投資資金が攻勢をかけている。
トランスジェニック<2342.T>=マドを開け急伸。24日取引終了後に24年3月期連結業績予想を発表。売上高を130億円から130億5000万円(前の期比14.2%増)へ引き上げたほか、最終損益を9000万円の赤字から一転500万円の黒字(前の期4億900万円の赤字)に転換する見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。円安傾向の継続や商品調達コストの上昇を踏まえた価格改定が進んだことが寄与。即戦力人員の補強や納期管理を徹底したことも奏功した。
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出所:MINKABU PRESS
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