ファナックが急反落、25年3月期最終19%減益計画を嫌気
ファナック<6954.T>が急反落している。24日の取引終了後、24年3月期の連結決算にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.1%減の7464億円、最終利益は同19.4%減の1073億円を見込む。在庫調整による生産への影響が継続すると想定する。あわせて取得総数1250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.32%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いを発表したものの、今期の業績見通しが嫌気されたようだ。
業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=150円とした。自社株の取得期間は5月1日から25年4月30日。加えて、発行済み株式総数の0.76%に相当する自己株765万5104株を今年5月31日に消却することも決めた。24年3月期の売上高は前の期比6.7%減の7952億7400万円、最終利益は同21.9%減の1331億5900万円だった。
ファナックはこのほか、欧州向けのロボカット製品(ワイヤー放電加工機)について、欧州のEMC指令に基づく整合規格に適合していない形で試験が行われていた疑いが判明したと公表した。社外の有識者による特別調査委員会を設置し、原因究明と再発防止策の策定に取り組む。
出所:MINKABU PRESS
業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=150円とした。自社株の取得期間は5月1日から25年4月30日。加えて、発行済み株式総数の0.76%に相当する自己株765万5104株を今年5月31日に消却することも決めた。24年3月期の売上高は前の期比6.7%減の7952億7400万円、最終利益は同21.9%減の1331億5900万円だった。
ファナックはこのほか、欧州向けのロボカット製品(ワイヤー放電加工機)について、欧州のEMC指令に基づく整合規格に適合していない形で試験が行われていた疑いが判明したと公表した。社外の有識者による特別調査委員会を設置し、原因究明と再発防止策の策定に取り組む。
出所:MINKABU PRESS
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