日経平均は小幅続伸、方向感乏しくプライム売買代金は今年最低

配信元:フィスコ
投稿:2024/04/23 15:30
*15:30JST 日経平均は小幅続伸、方向感乏しくプライム売買代金は今年最低 22日の米国市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高(+0.67%)の38239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高(+1.11%)の15451.30、S&P500は43.37ポイント高(+0.87%)の5010.60で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディアの反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。

米国株高を受けて、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。寄り付き後の日経平均は37800円台まで上昇する場面があったものの、引き続き半導体株関連が弱かったことで、前日比マイナス圏に突入する場面も見られた。売り一巡後は切り返したが、後場は37500円水準での小動きに。プライム市場の売買代金は4兆円を下回り、今年最も少ない売買代金となった。

大引けの日経平均は前日比113.55円高(+0.30%)の37552.16円となった。東証プライム市場の売買高は14億3044万株、売買代金は3兆7014億円。セクター別では、保険業、証券・商品先物取引業、建設業、その他金融業、食料品などが上昇した一方、海運業、ゴム製品、金属製品、ガラス・土石製品、繊維製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は56%、対して値下がり銘柄は39%となっている。

日経平均採用銘柄では、大阪ガス<9532>東京ガス<9531>が買われたほか、築地再開発などが影響して鹿島建設<1812>も上昇。このほか、フジクラ<5803>、ファーストリテ<9983>、東京海上HD<8766>、日揮HD<1963>味の素<2802>、信越化学<4063>
が買われた。

一方、ソシオネクスト<6526>レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株が引き続き売られたほか、デンソー<6902>日本郵船<9101>もさえない。また、J・フロントリテイリング<3086>帝人<3401>が後場一段安となった。
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配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1812
3,019.0
(02/17)
+13.0
(+0.43%)
1,170.0
(02/17)
+10.5
(+0.90%)
2802
6,137.0
(02/17)
-88.0
(-1.41%)
2,069.5
(02/17)
-7.5
(-0.36%)
3401
1,312.5
(02/17)
-30.5
(-2.27%)
1,113.5
(02/17)
-17.5
(-1.54%)
4,662.0
(02/17)
-79.0
(-1.66%)
7,032.0
(02/17)
+100.0
(+1.44%)
1,997.0
(02/17)
-44.5
(-2.17%)
2,509.5
(02/17)
+74.5
(+3.05%)
1,929.0
(02/17)
-22.5
(-1.15%)
15,215.0
(02/17)
-390.0
(-2.49%)
5,168.0
(02/17)
+121.0
(+2.39%)
5,223.0
(02/17)
-92.0
(-1.73%)
4,585.0
(02/17)
+94.0
(+2.09%)
3,193.0
(02/17)
+36.0
(+1.14%)
49,800.0
(02/17)
+180.0
(+0.36%)

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