タカキタ、前期経常を一転53%増益に上方修正・6期ぶり最高益、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2024/04/16 14:30
 タカキタ <6325> [東証S] が4月16日後場(14:30)に業績・配当修正を発表。24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.5億円→10.3億円(前の期は6.7億円)に58.5%上方修正し、一転して53.0%増益を見込み、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億円→4.8億円(前年同期は2.5億円)に4.6倍増額し、一転して87.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の10円→15円(前の期は13円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年3月期の業績予想につきましては、国の畜産クラスター事業の採択が進んだことにより、耕畜連携・循環型農業に寄与する汎用型微細断飼料収穫機や細断型ホールクロップ収穫機等の売上が伸長したことに加え、海外市場への受注増加により、売上高は前回予想を上回る見通しとなりました。 利益面におきましては、人件費の増加や原材料・調達部品価格の高騰の影響がありましたものの、売上高の増加や製品輸送の効率化、そして価格改定の効果もあり、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見通しです。(注)上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後の様々な要因により予想値と異なる可能性があります。

  当社の配当政策につきましては、経営基盤の強化を図り株主資本の充実に努めることにより、将来にわたり継続的、安定的に適正レベルの配当を実施すること、並びに中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。 当該方針と通期業績予想の上方修正を踏まえ、株主の皆様に対して日頃のご支援にお応えするべく、2024年3月期の1株あたり期末配当予想を当初の5円から5円増配し、10円に修正することといたしました。 これにより、当期の1株あたり年間配当金は、中間配当5円と合わせ、15円となる見込みであります。 なお、本件につきましては、2024年6月下旬開催予定の定時株主総会に付議する予定でございます。
配信元: 株探

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