九州の食品スーパーマーケット「食の蔵」に自動発注サービスを提供決定

配信元:PR TIMES
投稿:2024/04/10 11:17
需要予測型自動発注により食品ロス削減と人時生産性向上

株式会社シノプス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:南谷 洋志)は、コーナングループである株式会社ホームインプルーブメントひろせ(本社:大分県大分市、代表取締役社長:田中 美博)が運営する食品スーパーマーケット「食の蔵」15店舗に需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」の提供が決定したことをお知らせいたします。




ホームインプルーブメントひろせは大分県をはじめとする九州地方でホームセンター及び食品スーパーマーケットを32店舗運営しています。同社では自社独自の基幹システムを採用しており、その中でセルワンバイワン方式*1の自動発注システムを食品以外のカテゴリーで利用されています。セルワンバイワン方式は賞味期限のある食品には向かないため店舗担当者が発注業務を行っており、食品向けの自動発注システムの導入を検討されていました。日配品*2といった賞味期限が短い食品においても高い精度で需要予測が可能なこと、これまでの食品スーパーマーケットへの導入実績を評価いただき、今回、sinops-CLOUDの採用が決定いたしました。2023年よりインターフェ―ス連携など実証実験や導入に必要な作業を開始し、2024年3月より実店舗にて実証実験を実施。夏頃には全店舗での本格稼働を目指します。

導入予定のサービス
sinops-CLOUD リアルタイム在庫:店舗ごとの在庫・売上情報をリアルタイムで把握できるサービス

sinops-CLOUD 客数予測:天候・イベント等を加味し、時間帯別の客数を予測するサービス

sinops-CLOUD 日配:日配品に特化した需要予測型自動発注サービス

sinops-CLOUD グロサリー:グロサリー*3に特化した需要予測型自動発注サービス

sinops-CLOUD Pad:タブレット端末で棚割メンテナンスと発注修正ができるサービス



「sinops-CLOUD」について
需要予測・自動発注を軸としたクラウドサービスを1カテゴリー・1機能・1店舗から、必要な機能を必要なときに低価格で導入いただけます。在庫情報をリアルタイムで収集する「リアルタイム在庫」や45日先までの客数を予測可能な「客数予測」、販売実績や天気予報などのさまざまなデータから、店舗にあわせた発注数をAIが算出する自動発注サービスのほか、惣菜の値引き率・タイミングをAIが導き出す「AI値引」などもラインナップしています。
「sinops-CLOUD」製品サイト:https://www.cloud.sinops.jp

株式会社ホームインプルーブメントひろせについて
九州各県(大分・熊本・宮崎・長崎・福岡・佐賀)でスーパーコンボを展開し、お客様の暮らしに欠かせない衣・食・住商品を提案しています。長崎県にD・I・Y商品を核としたOKホーム&ガーデンを展開しています。

株式会社シノプスについて
株式会社シノプスは、「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、需要予測型自動発注サービス「sinops」(シノプス)を開発・販売しているソフトウェアメーカーです。日配食品や惣菜といった賞味期限が短く需要予測がむずかしいとされるカテゴリーのシステム化に成功。多くの食品小売企業に採用いただいております。在庫に関わる人、もの、金、時間、情報を最適化するITソリューションを提供し、限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献していきます。東証グロース上場(証券コード:4428)。

*1 セルワンバイワン方式:Sell one Buy one。1つ売れたら1つ補充するといったように、売れたものを売れた数だけ発注する仕組み
*2 日配品:毎日店舗に配達される牛乳、乳製品、豆腐、生麺やデザート類といった賞味期限の短い食品の総称。デイリーとも呼ばれる
*3 グロサリー:調味料、缶詰、ペットボトル飲料・酒類、お菓子などの常温で管理保存が可能な加工食品
配信元: PR TIMES

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