シリーズ累計20万台突破、マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium III」誕生

配信元:PR TIMES
投稿:2024/04/03 18:47
~国内製造により世界規模のサプライチェーンリスクを低減~

株式会社フライトソリューションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、以下当社)は、マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium III(インクレディスト・プレミアム・スリー)」の開発と国内製造を発表致します。自社開発の製品ラインナップであるIncredistシリーズは、これまでに累計出荷台数20万台を突破した人気製品で、Incredist Premium IIIは同シリーズの最新モデルに位置付けられ、既に国内製造によるテスト量産が開始されています。


 Incredist Premium IIIは、2015年初代Incredist Premiumから受け継いだコンパクトでありながら高機能なデザインを維持しつつ、最新の国際セキュリティ基準PCI PTS(Payment Card Industry PIN Transaction Security)(*1) v6に対応し、日本市場向けに最適化しています。その特徴として、マイナンバーカード読取への対応、及び日本の電子マネーで用いられるタッチ面周囲の多色LEDや決済時のサウンド機能等を備えています。当社はこれらの機能を活かし、引き続き国内の大手小売店様を中心に販売を展開していく予定です。



              ■Incredist PremiumIII 端末

 また、最新モデルの開発において、世界情勢の変化に柔軟に対応しながら、国内での高品質な製造と安定した供給を目指す取り組みを実施しています。その一環として、新型コロナウイルス感染症の世界的流行、気候変動、紛争、及び昨今の円安など、ハードウェア製造を取り巻く様々な課題に対処するため、大手電子部品商社である加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 門良一)との提携を行い、同社の各地海外支社を通じ、日本国内で調達困難な部品の確保に取り組んでいます。さらに、製造は従来の海外工場に代わり、大手通信機器メーカである岩崎通信機株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長 木村彰吾)の協力の下、同社の100%子会社である岩通マニュファクチャリング株式会社(本社:福島県須賀川市、代表取締役 平原一昭)が担当することとなり、長年の製造経験を活かし本格量産に向け準備を進めています。

 当社は、今後も自社開発の決済製品群を軸にあらゆるソリューションで大手小売店様の業務改革や顧客満足度向上に貢献するとともに、国内外のお客様の多種多様な支払いニーズに合わせ、日本市場におけるキャッシュレス決済普及拡大に努めてまいります。


            ■Incredist Premium III 各種カード読取イメージ

■フライト決済ソリューション
当社は、国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売しております。対応する決済端末としては、モバイル型、プリンタ内蔵の据置型、自動精算機向けの組み込み型まで多種多様な決済ソリューションを提供しています。また新しい決済ソリューション「Tapion(タピオン)」では、専用の決済端末を必要とせず、市販のAndroid端末を使用してカード決済を行うことが可能です。

(Incredist Premium公式サイト:https://www.flight.co.jp/meister/
(Incredist Trinity公式サイト:https://www.flight.co.jp/trinity/
(Tapion公式サイト:https://www.tapion.net

*1 PCI PTS:PCI SSCによって定められたPIN(暗証番号)を入力する装置に関するセキュリティ基準
PCI SSCとは、PCI Security Standards Councilの略で、2006年にAmerican Express、Discover Financial Services、JCB International、MasterCard、Visa Inc.によって設立されたアメリカ合衆国デラウェア州で公認された有限責任会社(LLC)
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