◆ “膠着”変わらず… - “151円台前半~半ば”
東京タイム早朝に流れたウォラーFRB理事の“タカ派発言”を背景に、昨日は“ドル買い”が幅広い通貨に対して進行しました。
一方でマーケットは「イースター休暇」を控えており、“新規のポジション形成”は手控えられています。
このためドル円は“底堅い”動きこそ見せたものの、“上値の重さ”を露呈したまま、昨日の取引を終えています。
◆ それでも“ドル買い”が台頭しやすい局面が…?
昨日発表された米経済指標は、いずれも“強め”となりました。
このため“米利下げ時期後ズレ→ドル買い”といったフローが出やすくなっていますが、“流動性低下”は如何ともしがたいものがあります。
本日はさらにそうした傾向が露呈すると見られるだけに、さらに“動意薄”の展開を余儀なくされそうな印象があります。
◆ “全く動かない”が基本路線だが…!?
ただこうした際の動き方としては、“全く動かない”だけではなく、“不意な要因で乱高下”というのもよくあるパターンです。
特に上値を押さえている「円買い介入」への警戒感にしても、欧米勢からの非難が避けられない「イースター休暇中の実弾介入」は期待薄と見るのが妥当でもあります。
そうした中で本日は、FRBが重要視する「PCEコア・デフレータ」と、そして「パウエルFRB議長発言」が予定されています。
だからといって“仕掛け的な動き”が台頭するとは限りませんし、また「口先介入」も普段より多いと見るのが妥当ですもあります。
それでもそうした可能性はゼロではない…?
マーケットの格言には、「閑散に売りなし」というものもあります。
基本は“動意薄”との認識を高めつつも、あらためて“リスクは上方向”との認識を持って、神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:152.300(90/7/6高値)
上値4:151.964(3/27高値《年初来高値》、大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:151.765(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:151.543(3/28高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:151.455(+1σ)
前営業日終値:151.379
下値1:151.143(3/28安値、ピボット1stサポート)
下値2:151.002(3/22-25安値、3/27安値、大台)
下値3:150.918(3/21~3/27の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:150.767(ピボットローブレイクアウト)
下値5:150.671(3/21~3/27の76.4%押し)
《10:40》
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