スギＨＤ、前期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　スギホールディングス <7649> [東証Ｐ] が3月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年2月期の連結経常利益を従来予想の365億円→375億円(前の期は323億円)に2.7％上方修正し、増益率が12.7％増→15.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の183億円→193億円(前年同期は167億円)に5.4％増額し、増益率が9.9％増→15.9％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第3四半期決算（2023年12月26日）において、行動制限の緩和にともなう化粧品需要の増加やインバウンド需要の緩やかな回復などを主な要因として、通期業績予想を上方修正しましたが、引き続き売上が好調に推移し、収益性がさらに向上いたしました。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、通期の連結業績予想を再度上方修正いたしました。※上記業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後の様々な要因により変動する可能性がございます。