ファーマFが24年7月期の業績予想を下方修正、能登半島地震で医薬品の出荷遅延

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/03/11 15:33
 ファーマフーズ<2929.T>は11日の取引終了後、24年7月期第2四半期累計(23年8月~24年1月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の最終利益の見通しをこれまでの27億8400万円から18億円(前期比41.6%減)に見直した。

 売上高予想は720億4700万円から641億円(同6.5%減)に修正した。新製品の販売面で、生産委託先の稼働率低下や原料メーカーの出荷制限などによる製造遅延が発生。能登半島地震での生産設備の操業停止や漏水などの被害により、製造を受託した医薬品の出荷にも遅延が発生し、販売計画を保守的に見直した。また、「卵殻膜の総合的活用プラットフォーム構築」事業に関する契約が、新エネルギー・産業技術総合開発機構との間で締結されたことに伴って、研究開発費が想定よりも増える見込みとなり、影響を業績予想に織り込んだ。

 1月中間期の売上高は前年同期比9.9%減の316億5200万円、最終損益は7億6800万円の黒字(前年同期は9億1400万円の赤字)となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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