タイガポリ、今期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　タイガースポリマー <4231> [東証Ｓ] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の36.9億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の37億円→41億円(前期は18.6億円)に10.8％上方修正し、増益率が98.0％増→2.2倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11億円→15億円(前年同期は11.1億円)に36.2％増額し、一転して35.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の35円→45円(前期は12円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は10.9億円の黒字(前年同期は0.3億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の2.2％→9.0％に急改善した。

株探ニュース