ＭＳＣＩ指数採用・除外を巡って明暗、太平洋セメントが買い人気に

　太平洋セメント <5233>１７５　＋７
　ＭＳＣＩ指数構成銘柄への新規採用・除外を巡って明暗を分けた。新規採用となった阪急阪神ＨＤ <9042> 、太平洋セメントが５％前後の上昇率となった。太平洋セメントは東証１部の出来高３位の買い人気。阪急阪神も出来高上位に浮上。

　半面、同指数構成銘柄から除外されたほくほくフィナンシャルＧ <8377> 、広島銀行 <8379> が９％超、日本板硝子 <5202> が３％超の下落となった。同指数に採用されれば、同指数をベンチマークとするポートフォリオを運用する国内外機関投資家の買い需要が発生するが、除外されれば組み入れ比率が低下すると見られる。新規採用のネクソン <3659> はゲーム関連株人気が離散する流れが波及し下落。

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