*17:06JST コンフィデンス・インターワークス---3Qは2ケタ増収増益、インターワークス社との合併効果が現れる
コンフィデンス・インターワークス<7374>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比39.3%増の53.77億円、営業利益が同20.7%増の8.95億円、経常利益が同13.7%増の8.43億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.7%増の5.47億円となった。
「HRソリューション事業 人材派遣・受託」の売上高は前年同期比9.8%増の41.66億円、セグメント利益は同5.8%増の10.74億円となった。人材派遣サービスにおいては、モバイルゲーム市場が軟調に推移する中、家庭用ゲーム市場の人材ニーズは堅調であり、当該外部環境変化への対応を図っているものの取組みが過渡期となっている。この結果、クリエイター配属数について前連結会計年度末と比べて増加しているものの、当第3四半期連結会計期間においては軟調に推移した。クリエイターの採用市場においては、採用媒体の選定や採用広告の出稿配分を最適化することにより、ゲーム会社からの需要に応えられるクリエイターを採用しており、これに加えて、自社の求人メディアを開設することにより求職者の応募チャネルの増加を図った。受託サービスにおいては、主にゲームタイトルのデバッグ業務を受託しており、守秘性が高いことから、新宿区に専用オフィスを設置している。現在稼働中の案件は安定的に推移しており、人材派遣事業との連携を図り、新規案件のリード獲得数増加に努めている。
「HRソリューション事業 紹介」の売上高は前年同期比1,856.4%増の6.23億円、セグメント利益は同3,181.3%増の1.84億円となった。事業の大半は、2023年8月1日付のインターワークス社との合併により組み込まれたものである。KPIマネジメントやセクター別チーム戦略等によるコンサルタントの早期戦力化及び提供サービスの品質向上に加え、生産性向上への取り組みを継続して行った。直近において、コンサルタントの増員に伴う生産性の一時的な低下が生じており、事業効率が一時的に鈍化していたものの、既に原因分析と事業効率の改善への諸施策を講じており、業績は堅調に推移している。
「メディア&ソリューション事業」の売上高は前年同期比1,494.6%増の5.87億円、セグメント利益は同703.2%増の1.50億円となった。事業の大半は、2023年8月1日付のインターワークス社との合併により組み込まれたものである。主要顧客である自動車分野の販売が好調であり製造業の市況が回復傾向にあるが、部材供給制限は払拭されておらず原材料コスト高等の各種制約から、受注は回復傾向にあるが大幅な増産等による受注の活性化までには繋がっていない。このような市場環境において、同社では、業績の回復に向けて流入数の増加やCVRの向上に向けた短期及び中長期の諸施策を継続して展開し、加えて、顧客の最終的な効果を底上げする諸施策の展開を強化することで事業効率の向上に努めており、業績は堅調に推移している。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比53.9%増の80.00億円、営業利益が同20.0%増の11.20億円、経常利益が同14.8%増の10.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%増の7.25億円とする8月10日発表の計画を据え置いている。
<SO>
「HRソリューション事業 人材派遣・受託」の売上高は前年同期比9.8%増の41.66億円、セグメント利益は同5.8%増の10.74億円となった。人材派遣サービスにおいては、モバイルゲーム市場が軟調に推移する中、家庭用ゲーム市場の人材ニーズは堅調であり、当該外部環境変化への対応を図っているものの取組みが過渡期となっている。この結果、クリエイター配属数について前連結会計年度末と比べて増加しているものの、当第3四半期連結会計期間においては軟調に推移した。クリエイターの採用市場においては、採用媒体の選定や採用広告の出稿配分を最適化することにより、ゲーム会社からの需要に応えられるクリエイターを採用しており、これに加えて、自社の求人メディアを開設することにより求職者の応募チャネルの増加を図った。受託サービスにおいては、主にゲームタイトルのデバッグ業務を受託しており、守秘性が高いことから、新宿区に専用オフィスを設置している。現在稼働中の案件は安定的に推移しており、人材派遣事業との連携を図り、新規案件のリード獲得数増加に努めている。
「HRソリューション事業 紹介」の売上高は前年同期比1,856.4%増の6.23億円、セグメント利益は同3,181.3%増の1.84億円となった。事業の大半は、2023年8月1日付のインターワークス社との合併により組み込まれたものである。KPIマネジメントやセクター別チーム戦略等によるコンサルタントの早期戦力化及び提供サービスの品質向上に加え、生産性向上への取り組みを継続して行った。直近において、コンサルタントの増員に伴う生産性の一時的な低下が生じており、事業効率が一時的に鈍化していたものの、既に原因分析と事業効率の改善への諸施策を講じており、業績は堅調に推移している。
「メディア&ソリューション事業」の売上高は前年同期比1,494.6%増の5.87億円、セグメント利益は同703.2%増の1.50億円となった。事業の大半は、2023年8月1日付のインターワークス社との合併により組み込まれたものである。主要顧客である自動車分野の販売が好調であり製造業の市況が回復傾向にあるが、部材供給制限は払拭されておらず原材料コスト高等の各種制約から、受注は回復傾向にあるが大幅な増産等による受注の活性化までには繋がっていない。このような市場環境において、同社では、業績の回復に向けて流入数の増加やCVRの向上に向けた短期及び中長期の諸施策を継続して展開し、加えて、顧客の最終的な効果を底上げする諸施策の展開を強化することで事業効率の向上に努めており、業績は堅調に推移している。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比53.9%増の80.00億円、営業利益が同20.0%増の11.20億円、経常利益が同14.8%増の10.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%増の7.25億円とする8月10日発表の計画を据え置いている。
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