稀元素、4-12月期(3Q累計)経常が50％減益で着地・10-12月期は赤字拡大

　第一稀元素化学工業 <4082> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.8％減の26.1億円に落ち込み、通期計画の35億円に対する進捗率は74.7％にとどまったものの、5年平均の71.7％を上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比16.9％増の8.8億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億円の赤字(前年同期は0.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業利益率は前年同期の14.1％→10.1％に低下した。

株探ニュース