宮地エンジ、今期最終を6％上方修正、配当も20円増額

　宮地エンジニアリンググループ <3431> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比40.9％増の37億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→38億円(前期は30.7億円)に5.6％上方修正し、増益率が17.0％増→23.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の18.2億円→20.2億円(前年同期は11.6億円)に11.0％増額し、増益率が56.4％増→73.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の245円→265円(前期は1→2の株式分割前で140円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.7倍の19.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.0％→18.7％に急改善した。

株探ニュース