ヤマックス、今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

配信元:株探
投稿:2024/02/08 14:00
 ヤマックス <5285> [東証S] が2月8日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の13.9億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の15億円→18億円(前期は8.3億円)に20.0%上方修正し、増益率が80.7%増→2.2倍に拡大し、従来の31期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8億円→11億円(前年同期は4.2億円)に37.3%増額し、増益率が91.7%増→2.6倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→36円(前期は16円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6%→11.8%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  今後も引き続き原材料・エネルギー価格などの高騰が懸念され、コスト高が見込まれる状況にはありますが、第3四半期累計期間の業績が好調に推移したことに加え、足元の受注状況を踏まえ、第4四半期の業績も順調に推移することが予想されることから、2024年3月期通期業績につきましては、前回公表いたしました予想数値を上回る見込みであります。 期末配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「配当予想(増配)の修正に関するお知らせ」をご参照下さい。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社は、企業体質の強化と今後の事業展開を図るための内部留保に努めながら、安定かつ継続的な配当を維持することを利益配分の基本方針としております。 配当金額につきましては、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけ、DOE(連結株主資本配当率)1%の下限を設けたうえで、連結配当性向30%を中期的な目標に配当を実施することとしております。 2024年3月期の配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「業績予想の修正に関するお知らせ」を踏まえ、前回予想の1株当たり普通配当30.00円を6.00円増額の36.00円に修正することといたしました。
配信元: 株探

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