リコーが急反発、上限3600万株の自社株買いによるインパクトを意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/02/07 13:16
リコーが急反発、上限3600万株の自社株買いによるインパクトを意識  リコー<7752.T>が急反発した。6日の取引終了後、取得総数3600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.9%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株式の需給面に及ぼすインパクトを見込んだ買いを集めたようだ。

 取得期間は2月7日から8月30日。取得した全株式を9月30日に消却する予定。一方、同社は24年3月期業績予想の下方修正も発表。今期の売上高予想を2兆3300億円から2兆3000億円(前期比7.8%増)、最終利益予想を500億円から440億円(同19.1%減)に引き下げた。オフィスプリンティング事業ではエッジデバイスの販売台数の回復度合いが想定を下回って推移。サーマル事業は欧米での需要低迷が響き、業績予想に織り込んだ。

出所:MINKABU PRESS
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