リコー、今期最終を12％下方修正

　リコー <7752> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比10.3％増の302億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の500億円→440億円(前期は543億円)に12.0％下方修正し、減益率が8.0％減→19.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の343億円→283億円(前年同期は394億円)に17.4％減額し、減益率が12.8％減→28.1％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比17.1％増の146億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.9％→3.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース