兼松、4-12月期(3Q累計)最終が7％増益で着地・10-12月期も27％増益

　兼松 <8020> [東証Ｐ] が2月6日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比6.6％増の165億円に伸びたが、通期計画の235億円に対する進捗率は70.4％となり、5年平均の71.9％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の69.4億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比27.3％増の42.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.3％→4.3％に改善した。

株探ニュース