相鉄ＨＤ、今期経常を17％上方修正、配当も10円増額

　相鉄ホールディングス <9003> [東証Ｐ] が2月2日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の201億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の219億円→256億円(前期は127億円)に16.9％上方修正し、増益率が72.0％増→2.0倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の93.1億円→130億円(前年同期は86.6億円)に39.7％増額し、増益率が7.5％増→50.2％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.3％増の76億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.6％→12.4％に大幅改善した。

株探ニュース