ハチバン、今期経常を10％下方修正

　ハチバン <9950> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比95.4％増の4億2400万円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3億9100万円→3億5000万円(前期は2億2400万円)に10.5％下方修正し、増益率が74.6％増→56.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3800万円の黒字→300万円の赤字(前年同期は5600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比44.9％増の7100万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5％→3.0％に改善した。

株探ニュース