京阪神ビル、今期経常を5％上方修正

　京阪神ビルディング <8818> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.4％減の40.1億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の42億円→44億円(前期は50.4億円)に4.8％上方修正し、減益率が16.7％減→12.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.8億円→16.8億円(前年同期は20.6億円)に13.5％増額し、減益率が28.2％減→18.5％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2％増の13億円となり、売上営業利益率は前年同期の26.9％→28.2％に上昇した。

株探ニュース