東合成、前期経常を21%上方修正、配当も13円増額

配信元:株探
投稿:2024/01/31 14:30
 東亞合成 <4045> [東証P] が1月31日後場(14:30)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の120億円→145億円(前の期は164億円)に20.8%上方修正し、減益率が27.0%減→11.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の58.2億円→83.2億円(前年同期は70.5億円)に42.9%増額し、一転して18.0%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の40円→53円(前の期は36円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度の業績は、主に海外市況低迷の影響により減収となりますが、営業利益および経常利益は、車載電池用接着剤などの販売数量増に加え、販売価格の改定が進んだことから、増益となる見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券の売却益等により、前回発表予想を上回る見込みとなりましたため、2023年12月期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。

  当社は、PBR 改善に向けた取組みの一環として、2025年中期経営計画期間の期間総還元性向100%を目途とする株主還元を行い、資本効率の向上を図っています。 2023年は、60億円の自己株式取得、中間配当の引き上げの株主還元を行ってまいりました。期末配当の予想についても、前回予想の 1株当たり20円に対し13円増配し、33円に引き上げることといたします。 この結果、1株当たり年間配当金は、前回発表予想に比べ 13円増配の53円となる予定です。 (注)予想数値は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき当社が判断した数値であり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値とは異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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