<注目銘柄>=ウイングアク、リカーリングビジネスで中期高成長に期待
ウイングアーク1st<4432.T>は昨年12月1日に高値3320円をつけたあと調整していたが、1月18日安値2615円を底に再騰機運を強めており、高値更新から更なる上値を目指す展開が期待できる。
同社は、大手SIerなどとの協働により顧客企業の基幹業務を支える「帳票・文書管理ソリューション」と、企業内のデータを活用して新しい価値を生み出す「データエンパワーメントソリューション」が事業の2本柱。同社のビジネスは、ソフトウェアライセンスや導入時のサービス提供など継続的な契約を前提としない取引と、ソフトの保守サポート契約、サブスクリプション契約やクラウドサービスの利用契約のような継続的な契約を前提とした取り引きにより構成。後者は導入企業が増加するにつれて年々収益が積みあがるリカーリングビジネスで、会社側ではその拡大に注力している。
昨年10月開始のインボイス制度や今年1月の電子帳簿保存法の本格施行を追い風に帳票・文書管理ソリューションの「invoiceAgent(クラウド)」が好調に推移しているほか、企業システムのクラウド化の進展に伴いデータエンパワーメントソリューションの引き合いも増加しており、24年2月期第3四半期累計(23年3~11月)連結営業利益は62億5500万円(前年同期比19.5%増)と大幅増益となった。
足もとの好調を受けて通期業績予想も営業利益を従来予想の63億5000万円から72億円(前期比21.1%増)へ上方修正したが、日本のビジネスにおいて、「帳票」は必要不可欠であり、多様な書式に対応するソフトウェアを提供する同社への需要は引き続き拡大するとみられる。中長期的にも高成長が続きそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、大手SIerなどとの協働により顧客企業の基幹業務を支える「帳票・文書管理ソリューション」と、企業内のデータを活用して新しい価値を生み出す「データエンパワーメントソリューション」が事業の2本柱。同社のビジネスは、ソフトウェアライセンスや導入時のサービス提供など継続的な契約を前提としない取引と、ソフトの保守サポート契約、サブスクリプション契約やクラウドサービスの利用契約のような継続的な契約を前提とした取り引きにより構成。後者は導入企業が増加するにつれて年々収益が積みあがるリカーリングビジネスで、会社側ではその拡大に注力している。
昨年10月開始のインボイス制度や今年1月の電子帳簿保存法の本格施行を追い風に帳票・文書管理ソリューションの「invoiceAgent(クラウド)」が好調に推移しているほか、企業システムのクラウド化の進展に伴いデータエンパワーメントソリューションの引き合いも増加しており、24年2月期第3四半期累計(23年3~11月)連結営業利益は62億5500万円(前年同期比19.5%増)と大幅増益となった。
足もとの好調を受けて通期業績予想も営業利益を従来予想の63億5000万円から72億円(前期比21.1%増)へ上方修正したが、日本のビジネスにおいて、「帳票」は必要不可欠であり、多様な書式に対応するソフトウェアを提供する同社への需要は引き続き拡大するとみられる。中長期的にも高成長が続きそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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